むくみは病院で治せるの?何科に行けばいい?診察前の9つのポイント

むくみがずっと続いて治らない、食事を運動も、マッサージさえもやっているのに改善しない、なんて場合は病院に行くのが良いですよ。
しかし、むくみ科というのはないので困りますよね。
そこであれこれ調べてみました。けっこう情報があるので悩める方は多いみたいですよ。
今回の記事のポイントは以下の2点です。
むくみは何科に行けば良いか?
診察前に調べておくべきポイントをご紹介。
すぐにでも行動に移せるお役立ち記事です。参考にして下さい♪
何科に行けばいいか?

まずどこの病院に行けば良いかが問題ですよね。
何科が良いのでしょうか?一般的には、まずは内科を受診することになります。
いきなり大きな総合病院でもよいですが、紹介状がない場合、追加料金がかかることもあります。待ち時間もけっこう大変ですよね。
そこで一番良いのは、近所の内科のクリニックに行くのがおすすめです。
もしもかかりつけのクリニックがあるなら、そこがベストでしょう。
むくみはむくんでいる原因によって対処法も受診すべき科も違ってくるため、まずはむくみの原因を探ることから始まります。
自分でもある程度できますが、そこはやはりドクターに診てもらうのが良いです。
原因と思われるものを掴んでから、きちんと紹介状を書いてもらって、専門病院を紹介してもらうようにします。
一見、遠回りのように思えても、結局はこれが最短距離といえるでしょう。
診察前の9つのポイント

診察前のポイントとして、事前に、自分でどの辺が原因なのかを考えてみることが大切です。普段の生活とはちがった状況ではないか?
いつ頃からむくんでいるか?その他思いあたる原因をピックアップしておくと良いです。
まとめておくと、ドクターも判断がしやすいですよ。
といっても、いきなり原因と言われても困りますよね。以下に原因になりそうなポイントを9つリストアップしました。
病院に行く前に、まずは消去法で整理してみるとよいでしょう。
1. 一般的な原因

お酒を飲み過ぎたり、寝不足が続いたり、月経前から月経後、妊娠中などです。
その他にも、立ちっぱなしや座りっぱなしなど同じ姿勢が多く続いている、塩分の取り過ぎ、ダイエットなどで栄養が極端に不足、運動をほとんどしていない、などもありますよね。
これらは一般的なケースですが、普段からずいぶん続いていて気になるようなら、病院に行ってみたほうが良いでしょう。
すでに慢性化、なんてことにならないように、時間を作って近所のクリニックへ足を運んでみましょう。
2. 静脈の血行不良

心臓から血液を送り出して、全身を巡り、再び心臓へ返すのが静脈です。
足で地面を蹴って良く歩くことがむくみ予防になるなんてよくありますが、あれは血液を心臓に送り返すことになるからです。
また、むくみは血行不良が原因などとも言いますが、この静脈のめぐりが悪くなることを言います。
血が固まって血栓になることもあるそうで、なかなか怖いですよね。
最悪の場合、血管外科で手術をする可能性もあるそうです。
3. リンパの流れが悪い

リンパの流れが悪くなると、リンパ液が溜まり、むくむことがあります。
女性の場合はお風呂あがりにリンパマッサージなどをよくすると思いますが、それでも改善しないのなら、手術の後遺症が原因かもしれません。
ガンの手術の後遺症などがこのケースに多く、むくみやすいそうです。
特に婦人科系のガンに多いようですが、思い当たるような手術をしたことがあるのなら、可能性は大きいでしょう。
そうでない場合で、もしリンパマッサージなどをしたことがないのなら、試してみるのもよいです。
ただし、血行不良とリンパの流れは、どちらが主か素人には分かりにくいので、医師に判断を仰ぐと良いでしょう。
4. 服用している薬が原因

現在なにか服用している薬があって、その薬が原因でむくんでいるケースです。
市販薬と言うよりは、処方された薬のことが多いです。医薬品が原因になるんですね。
この場合、お薬手帳が手元にあると思うので、確認してみると良いでしょう。
原因になりやすい薬としては、非ステロイド性抗炎症剤や、チアゾリジン誘導体、ホルモン製剤などがあげられます。
具体的には、痛み止めの薬や、糖尿病の薬などです。
思い当たる節がある場合は、必ずクリニックに行く時に、お薬手帳を忘れずに持って行くようにしましょう。
5. サプリメントや健康食品が原因

薬は何も飲んでいないけれど、サプリメントや健康食品は毎日取っていると言うケースです。こういうものでもむくみの原因になることもあるようですよ。
原因がどこに潜んでいるか分からないので、気になるようなら、常用しているものを一覧にして、医師に相談すると良いでしょう。
むくみ改善系のサプリなどもよく売られていますが、それが原因のこともあるかもしれません。
飲み合わせや、何らかの病気を持っている場合など、いろんなケースがありそうですよね。
もともとサプリや健康食品は、普通の健康体の方が飲む補助食品です。
マイナス面はありませんが、病気持ちには不向きでしょう。
軽く考えるのではなく原因解明を図るようにしましょう。
6. ホルモンの異常

ホルモンの異常によってむくみケースです。
甲状腺といって首のところにある器官がもっと影響しやすいです。
甲状腺ホルモンが原因のむくみを粘液浮腫といって、だるさを伴うことが多いです。
皮膚が乾燥することも多いため、これらの症状があるなら、疑ってみて、医師に相談すると良いです。
ただのだるさではなく、皮膚が乾燥した上でのだるさというわけですね。
思いあたるなら早急にクリニックに行きましょう。
7. 肝臓が悪い

肝臓が悪くなってむくむケースです。
普段からお酒を飲むのが好きな方、ついうっかり深酒する方などは、こちらも医師に相談すべきです。
お酒は健康面から言うと、百害あって一利なしとよく言われます。気分的には逃避もできますが、負担が積み重なっていくんですね。
ほどほどにするか、思い切って禁酒するのがもっとも得策です。
もし無理な場合でも、かならず週に何日かはお休みするようにしましょう。
連続して飲酒するのは御法度です。専門は消化器内科ということもあります。
8. 心臓が悪い

なんと心臓が悪くてむくむケースもあります。
心臓は全身に血液を送るポンプなので、その心臓の機能が落ちるとむくみやすいです。
息が苦しいとか、動機などの症状があるなら、心臓を疑ってみると良いでしょう。
または、胸が締め付けられるような症状や、胸が痛い、というのも深刻な症状と言えそうです。
心臓内科や循環器内科が治療の専門科になります。
9. 腎臓が悪い

こちらはむくみと直結しそうな臓器ですよね。
最近、おしっこの量や回数がどうも少ない、なんて症状があるなら、問題は腎臓なのかもしれません。普段の食事で塩分を取り過ぎるのもよくないですよ。
この場合、むくみだけでなく様々な問題もでてきそうですね。
腎臓はカラダの老廃物をろ過するフィルターの機能です。
最悪の場合、腎炎や腎臓病の可能性もありますね。腎臓内科が専門になります。
まとめ

むくみが一過性のものでなく、慢性化した場合、実は非常に深刻な病気だった、なんてこともあるんですね。
カラダからみたらSOSの信号なのかもしれません。
もしも続くようなら、放置するのではなく、きちんとクリニックに行ったほうが良いです。
近所のクリニックならすぐにでもできますよね。
安心感を得るためにも、大事をとって行動しましょう。以上、むくみと病院についてのおまとめでした。
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